なんとなくブログ

日々好奇心を持って街を眺めています。商売繁盛のヒントを綴っていければと思います

昔のように買い物をしないこれからの時代に。

こんにちわ。

1週休んでしまいました。すいません。。。

 

気を取り直して!

今日は先日いったトークセッションの内容をお話ししたいと思います。

 

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先週北海道の旭川市では

旭川デザインウイークという旭川市内の家具メーカーと

デザインのイベント行われていました。

そのイベントの一つに、

雑誌AXIS、ELLE DECOR、WIREDの各編集長のトークセッションを

聞きに行ってきました。

 

その中で、大変興味深かったのは

以前は、雑誌等が作り出す流行や

特定のデザイナーのものだということが

ファッションの世界を初めとして

直接の購買行動に結び付いていた。

「〇〇(デザイナー名)はかっこいい」や

「一生もの、一生使える」など

一種のタグ付けされたものが購買行動(買いたくなる)に

結び付いていたと。

しかし、今の世の中、特に

20代ぐらいの人に、例えば編集長が

「これ〇〇のだぜ~~~」と自慢しても

「それって、なんかかっこ悪くないっすか?」と

そういったひと昔前のタグ付けは受け入れられない。と。。

 

その話を聞いて「あ~~~~」と納得。

なぜかといいますと、私はちょうどバブルが過ぎ去った

氷河期世代

上の世代にはバブルの余韻を持って

〇〇だぜ~~~と自慢されつつ、自分はそうでもない。。

いや、高校生ぐらいの時に、買えないけど

「〇〇かっこいいわ~~」とちょっと思っていた微妙な世代。

そして、今いざ大人になっても、

「〇〇かっこいいわ~~」と思っていたものを

買うかというと、そんなに買ってない。。

 

商売繁盛のブログを書きながら

私自身があまり消費行動をしてないんじゃ。。。?

と自己矛盾???

と思っていたことが、私だけでなく

今の時代を生きる人として

一般的な考え方だとあらためて一安心するとともに、

「でもそれじゃこれからの世の中商売繁盛はならないのか?」

などと、再度自問自答。

 

トークセッションの中では、

新しいタグとして

「環境に優しい」や「この商品を使うことで社会的に意味がある」

ということが重要になるんじゃないかと

お話されていました。

旧来の購買の動機が、

だれだれが持っているとか

どこそこのブランドとか、自己完結の満足感だったのが

これからは、世の中に対して

どういった意味を持つのかが重要になるのだなと。

 

自分がどう社会とかかわっているかを

意識する必要が、売る側も買う側も考える時代なんだと

実感しました。

 

今回は、前回に引き続き

またまた、間接的な概念の

お話をしてしまいました。

 

商売繁盛にも

直接的な「目立つPOP」や

「分りやすいキャッチフレーズ」を考える前に

こうした

そもそも自分のビジネスが

世の中とどうかかわっていくか、

関わっているのか考える必要があるなと

感じました。

(偶然ですが、2週にわたり雑誌関係になりました)