日本のランドセルとインバウンド消費を考える
こんにちわ。
今日は2016.4.10放送の北海道経済ナビで富良野の
廃校を利用した万華鏡ミュージアムをやっていた時に
「へ~~」と思ったお話を。
こちらの施設。廃校の小学校を利用して
色々な万華鏡を展示している所なのですが、
その教室の1つに無造作に
「ランドセル」があり、
リポーターがそれを聞いた所、
「タイの観光客の方は、日本のアニメを良く見ているので
ランドセルを実際に背負って写真をとったりされている」
というようなお話をされてました。
そういえば、このお話以外にも
アジアの富裕層の方がご自身のお子様に
買われて行ったり、
ヨーロッパ(たしかフランス)のエッジの効いたお洒落さん(表現が古い。。)
の間で流行(どれだけ流行っているかは不明)とか
ランドセルについてたびたび海外で評価されている
お話を聞いたことがあったような。
それで、ちょっとコスプレ感覚で写真撮影を楽しんでるのではと
思いました。
では、実際に買う?ということですが、
そういえば、アメリカの子どもランチバック(カンの入れ物)が
雑貨店で売られていたり、
アジア(ベトナムとか)のお弁当箱とかも
日本で売られていて
(すいません。弁当つながりばっかり。。食いしん坊がバレる)
その土地土地の生活の一部のものって
なんだか、あこがれというか
「これいいな」って思っていたりしますよね。
で、前者のお弁当箱とかは比較的安価でも
海外に行った時にも
その土地の民族衣装とかちょっといいかも。。
とか思っても「けっこうするな。。」と思って
「いやいやこの値段はちょっと。。」と
買わないことってありませんか。
ランドセルも新品だと、かな~~り良い値段ですよね。
フランスのお洒落さんやアジアの富裕層の方で
「本当にほしい!」と思う人以外は恐らく買わないですよね。
でも、もしかするともう少し安ければ。。
買う人はいるはず。???
そこで、ちょっとご提案
ステップ1 ランドセルの写真撮影スポットを準備
(学校がベストですが、それらしい雰囲気でもOK)
ランドセルは知り合いからもらってもOK!
リサイクルショップで格安で購入OK!
ステップ2 もし、欲しい人がいたら、
新品がほしい→売っている所を案内
中古がほしい→売ってる所を案内
ステップ3 で、どちらも結構売れれば、仕入ておく
といった感じで、「ニーズ」と収益が結びつくんじゃないかと。。
これって、
実は最近観光地のホテルでたびたび見つける
和服貸出→販売(リサイクル着物)の図式と一緒です。
着物は日本を観光すればわりとどこでもありますが、
ランドセルはまだないはず。。
今回は、ランドセルを例に上げましたが
こうやって、ニーズを考えて売上につなげる仕組みを
考えてはと思いました。
そういえば、最近市内のリサイクルショップでも
外国の方をよく見るな~~と
思ったのでちょっと考えてみました。