心にしみるおもてなし
みなさんあけましておめでとうございます。
今回は新年早々ではありますが、
私が年末に体験した
「これ、心にしみるわ~~~」と
感じたおもてなし、心遣いについて
綴りたいと思います。
年末、親戚が亡くなり、
お通夜、葬儀と斎場で行われました。
今回、親族としてお通夜の後、斎場に泊まり
次の日の葬儀へと参列したのですが、
まず、お通夜の時に
祭壇とは別の参列者にはあまり見えないところ
(親族ぐらいしか気づかないであろう横)に
生前故人が、好きだった
煮付けと、刺し身、そして可愛らしいピンクの花が2輪ほど。。
「これ、どうしたの?こんなところに??」
と聞きましたら、
「斎場の人が、”生前お好きだったとお聞きしましので”って
サービスっていって持ってきてくれたよ」と。。
なんだか、かなりじ~~~んときました。
祭壇の隅に、煮付け。。
そして、業々しくない、優しい花。。
見栄えを気にしたり、
派手さはないけど、
故人に対するおもいやりを
じ~~んと感じました。
そして、いざ宿泊となった時、
お風呂を借りたのですが、
ホテルのようなアメニティー。
訃報を聞いて駆けつけた人の多い中
ほっとする心使いを感じました。
最後に、火葬する際に一緒に入れたお金を
入れる、きれいな袋(和服の端切れで作ったような小袋)
も頂き、
細かい配慮の数々が、
何度も心にしみました。
(その一方ローソクなどは、使い放題ではなく
1本◯◯円と細かく設定されていましたが。。)
年齢を重ねると、葬儀に参列する機会も
多くなるかと思いますが、
親族として、こうした裏側まで見る機会は
あまり多くないのではと思います。
そして、年齢を重ねると、
自身が実際、親を送る側になった時に
どうしようなど考えるかと思います。
斎場選びは、日々の宣伝なども
効果があるかと思いますが、
こうした
「心にしみるぐっとくる体験」が
もし何かの時は、またここで。と
強く印象づけるのではと感じました。
今回は、
設備などが立派とかではなく、
気遣いが、おもてなしにつながっているのでと
感じたことをご紹介しました。